水道水に対する不信感がにわかに高まっています。日本の水道水は厳しい品質基準によって管理されていますが、塩素が使われているために発がん性物質と言われるトリハロメタンが微量ながら含まれています。
WHOの規制では0.03ppm以下ですが日本の規制では0.1ppm以下となっています。
また水質は良くても給水管の劣化が心配だと言う人もいます。しかし日本の水道水が原因でガンになった人が発表されたことは過去にありません。危険な水を国民に提供し続ければ国家の屋台骨が崩れます。一方ミネラルウォーターについても日本は独自の規制を設け定義づけています。地下からからくみ上げた地下水であるナチュラルミネラルウォーターに殺菌・浄化・調整処理を行ったものをミネラルウォーターと呼んでいます。
海外にはこのような明確な定義はありません。日本に流通しているミネラルウォーターは日本の厳格な管理化にあり、18項目の基準によって規制されています。一方の水道水の規制は51項目です。こちらもさらに厳しく品質管理されているのです。結局のところ、どちらを選ぶのかは本人次第ということになるでしょう。安全だと誰かが言っても本人が危険だと思って飲んでいればいい結果にはなりません。
天然水を飲むことで健康につながればそれで良いのです。ミネラルウォーターに参入している企業の中には水道水を詰めている所もあります。
水道水を必要以上に悪く言う企業には注意が必要です。
水分補給しながらミネラル補給
ミネラルウォーターのお水はミネラル分が多い硬水の場合がほとんどです。
硬水はやや重い口当たりで苦みがあるのが特徴です。お水を飲料や料理などに利用しながら、ミネラルを補給できるので美容や健康に効果が期待できます。ダイエットには硬水が向いていると言われています。ミネラル分が不足しがちなスポーツの後や、夏場の水分補給にも適しています。軟水のミネラルウォーターは数が少なめです。硬水と比較するとミネラル分が低めで、まろやかでさっぱりしています。日本の水道水は軟水なので飲みやすく感じる人も多いでしょう。
猫にはミネラル分が腎臓結石などの原因となるため硬水は向いていません。水道水で十分です。
最近のウォーターサーバーの企業は、菌が入り込まないようなシステムや、より水が劣化しにくい工夫、女性でも扱いやすいようなパックを利用するなどの様々なサービスを展開しています。サーバーのレンタル料はほとんどが無料で、月額3000円台~4000円台程度の利用料となっています。まれにやけどや怪我などの原因となることが報告されているため、十分注意して安全に利用するようにしましょう。
「天然水」だから安全だと鵜吞みにせず毎日飲むものだからこそ、きちんと調べてから利用するようにしたいてものですね。